前回の開封の儀に続き、Galaxy Note SC-05Dの初期設定メモです。
Android端末はGoogleのサービスと密に連携しているため、普段Googleのサービスをあまり使っていない/使いたくない人にとっては、意識して設定を行わないと、必要以上の情報をGoogleに預けることになります。今回は、特にGoogleのサービスをオプトイン/オプトアウトするという観点から、プライバシーに配慮した端末設定の方法をメモしておきます。
Googleアカウントと同期する/しないサービスを選択
まず、Googleアカウントの同期設定です。初期設定では電話帳や写真などのデータが自動的にGoogleサービスと同期されるようになっているので、必要なサービスのみ同期するよう設定します。普段Gmailしか使っていない場合の設定は、次のようになります。
[設定]-[アカウントと同期]
[設定]-[アカウントと同期]-[Googleアカウント]
AdMob広告のオプトアウト
次に、この端末での行動追跡とそれに応じた広告のカスタマイズをオプトアウトするには、Google Playアプリを起動し、設定画面でAdMob広告をOFFにします。
Wifi接続とテザリングの設定で位置情報の収集を拒否
[設定]-[Wi-Fi設定]で自宅のWifiルータやモバイルルータ登録する際、ルータのSSIDに_nomapをつけると、GoogleによるWifiアクセスポイントの位置情報収集を拒否することができます。
[設定]-[テザリング]-[Wi-Fiテザリング設定]で、テザリングをONにした際にクライアントから参照される自身のSSIDにも、_nomapをつけておきます。
データをGoogleサーバーにバックアップする/しないを選択
デフォルトでは、アプリケーションデータやWifiパスワードその他の設定がGoogleサーバーにバックアップされるようになっています。[設定]-[プライバシー]でGoogleサーバーへのバックアップを停止することができます。
普段Googleのサービスをあまり使っていない/使いたくない人は、最低限、上記の項目に気を配って設定を行うとよいと思います。